粟原の釣り場と下河原(木崎)
平成9年4月に自然や歴史にあふれた景色として選定された「那珂八景」のひとつである。
粟原の釣り場は久慈川沿いに形成された三日月湖である。春は満開の桜、秋には赤とんぼが群れ飛ぶ豊かな自然が釣りをしながら楽しめる。周囲は水田が広がる。
下河原の堰(せき)付近には、両岸に広大な河川敷がある。北東に奥久慈の山々と真弓の山並みが見渡せる。
(茨城新聞 1997年4月8日号より 転載)
粟原の釣り場
粟原の釣り場は、蛇行する久慈川を大規模な河川改修により流れを変えたために形成された三日月湖である。
堤防の内外の4つの三日月湖がその名残りをとどめている。
春は満開の桜、秋には赤とんぼが群れ飛ぶ豊かな自然が釣りをしながら楽しめる。日曜日には多くの釣り人が竿を並べます。
下河原
下河原の堰(せき)付近には、両岸に広大な河川敷がある。周囲は水田が広がり、水にまつわる伝説も数多く語り継がれている。
ここより南方に「ナカマチクジラ」と名付けられた化石の発掘地があり、太古の時代にはこのあたりが海底であったことを裏付けている。
南方には南酒出城跡、北酒出城跡があり、親水性の高い散策の地である。
北東に奥久慈の山々と真弓の山並みが見渡せる。
ナカマチクジラ化石
このクジラの歯及び骨片の一部は、那珂町福田の高橋 勇氏が発見したものである。
新生代の第三紀中期 中新生の後期のもので、今から約1000万年前のものである。
現在は、中央公民館 2階に保管されている。
北向地蔵尊
昔、対岸の小島村(現在の金砂郷町)にあったものが洪水で流れ着いたといわれるもので、
言い伝えによれば、村人が流れ着いた地蔵を何度南向きに安置しても夜になると必ず
「北が恋しい、北が恋しい」といってお地蔵さんが泣くことからこの名がつけられたらしい。
なお、北向地蔵尊は安産にご利益があり、聴覚障害が治ると伝えられている。
高泰院 太湖山 蒼龍寺
元弘元年(1330年)に臨済宗として開山したが、、現在曹洞宗の寺院である。
開祖は南酒出城主 佐竹義忠公で、開山は玉峰開佐和尚である。
町指定の天然記念物のカヤ(樹齢500年)があり、中途より山桜が寄木となっている。
お釈迦さまの涅槃掛軸(文化時代)も所蔵している。